
なんか今日は体が重いな…頭がぼーっとする
春や梅雨など季節の変わり目は、そんな“なんとなく不調”を感じやすい時期。
体調を崩すほどじゃないけれど、いつもの食事が負担に感じる日もありますよね。
そんなとき、わたしは“一汁一菜”で食卓を整えるようにしています。
はじめに|春・梅雨は“なんとなく不調”が起きやすい
春や梅雨の時期は、気温差、湿気、気圧の変化が重なり、体に知らず知らずのうちに負担がかかりやすくなります。 「風邪ではないけど元気が出ない…」という日、ありますよね。
日々の生活の中で感じるちょっとした不快感や疲れも、季節の影響を受けているのかもしれません。
不調の正体は「自律神経の乱れ」かも?
この“なんとなく不調”の原因としてよく挙げられるのが「自律神経の乱れ」です。
気温や湿度の急激な変化、天気による気圧の上下が続くと、体内のバランスを保つ自律神経が疲れてしまいます。
さらに、季節の変わり目は睡眠の質が低下したり、運動不足や食生活の偏りも起きがち。 ちょっとした乱れが、毎日の不調につながってしまうんです。
食べ過ぎ・偏りがちな時期こそ“一汁一菜”でリセット
気温の変化に合わせて食欲も変わりやすく、ついつい食べすぎたり、偏った食事になってしまうことも。
そんなときは、一度“整える”食事に立ち返ることが大切です。
ごはんと、具だくさんの味噌汁。メインなしでも、 たったこれだけの“一汁一菜”でも、栄養はしっかり摂れます。 消化に負担がかかりにくく、体がホッとするような感覚を取り戻せますよ。
野菜やたんぱく質をたっぷり入れた味噌汁なら、それだけで主菜の役割も果たしてくれて、体にも心にもやさしい献立になります。
一汁一菜のすすめ|“だるい日”こそ優しい食事を
「だるい…でも食べないと…」そんな日は、キッチンに立つのも一苦労。
だからこそ、簡単でおいしい一汁一菜が頼りになります。
出汁を効かせた汁物は、少ない手間でもしっかり味が決まって、体にじんわりとしみ渡ります。
特に「やすまる出汁」のような高品質な出汁を使うと、短時間で満足感のある味噌汁が完成。 疲れた日こそ、“おいしくてホッとする食卓”が回復の一歩になります。
私も愛用中のやすまるの「和風万能だし」
👉 和風万能だしを見てみる
🌿 季節の“ゆらぎ”に寄り添う|薬膳の知恵をひとさじ
春から梅雨にかけては、気温や湿度の変化で体の中に“余分な水”や“だるさ”がたまりやすい季節。
薬膳では、「気(エネルギー)」の巡りを整え、「湿(余分な水)」をさばく食材をとるのがよいとされています。
💡 こんな食材を具だくさん味噌汁に
- 豆類(大豆・豆腐・おからなど):消化にやさしく、気を補う
- 春キャベツ、菜の花、小松菜:春の肝(かん=自律神経)を整える
- 新じゃがいも、にんじん:脾(消化機能)をサポートして気力を養う
- しめじ、えのきなどのきのこ類:湿をさばき、胃腸を守る
- 生姜、ごま油:体を内側から温め、巡りをよくする
簡単に言えば、**「あたためる・めぐらせる・ためこまない」**食材を選ぶと、梅雨のだるさ対策に◎です。
“食べて整える”という感覚で、やさしいごはんを体に届けてあげましょう。
実際のレシピ紹介(簡単2〜3品)
1. やすまる出汁で作る野菜たっぷり味噌汁
- 水とやすまる出汁を鍋に入れて煮立てる。
- 好きな野菜(大根、にんじん、玉ねぎ、豆腐など)を加え、やわらかくなるまで煮る。
- 味噌を溶き入れて完成。
お味噌汁には「和風万能だし」がおすすめ
👉 和風万能だしを見てみる
2. ごま油香る豆腐と小松菜の味噌スープ
- 鍋にごま油を少量熱し、小松菜をさっと炒める。
- 水とやすまる出汁、豆腐を加えて煮る。
- 味噌を加えて仕上げる。香り豊かで食欲をそそります。
3. 雑穀ごはんやおにぎり
- 味噌汁に合わせるごはんは、雑穀を加えて栄養価アップ。
- 具材を入れたおにぎりにすれば、食欲がない日も食べやすい。
おわりに|“整えるごはん”で、ゆるやかに回復
毎日完璧である必要はありません。 元気な日も、不調な日もあるからこそ、自分に優しくなれる「一汁一菜」という選択肢。 手軽で負担が少なく、でもちゃんとおいしくて、体にいい。 そんなごはんが、今日のあなたの支えになりますように。
「なんとなく不調」を感じたら、あたたかい味噌汁とごはんで、 食卓から少しずつ整えていきましょう。