
夜にごはんを食べると太るんじゃない?
そんなふうに思ったことはありませんか?
SNSやテレビ、雑誌などで見かける
「炭水化物は控えめに」「夜は抜いたほうがいい」という情報。
健康や美容のために気をつけなきゃ…と、
つい気にしてしまう方も多いのではないでしょうか。

私も昔「炭水化物ダイエット」をしていたので、その気持ちがすごくわかります。
でも実は、一汁一菜の考え方を取り入れてからは、夜ごはんへの不安がなくなりました。
この記事では、その安心感の理由をお伝えします。
「夜に炭水化物=太る」って本当?
炭水化物、特に白ごはんには「太る」というイメージがつきもの。
とくに夜に食べると、
使われなかったエネルギーが脂肪になるという情報をよく見かけます。

でも実際は、「食べる時間」よりも「一日の総量とバランス」が大切です。
私たちの体は、摂ったエネルギーを24時間かけて消費しているので、夜に食べたからといってすぐに脂肪になるわけではありません。
大事なのは、一日のトータルで食べすぎていないか。
夜ごはんにお米を食べても、全体のバランスが整っていれば太る心配は少ないのです。
👉 **「一汁一菜で痩せる?太る?ストレスなしで続けられる“ゆるダイエット献立”5日分」**も、参考にどうぞ。
ごはんを抜くと、逆に太りやすくなる?
白ごはん=太る、というイメージは強いですが、
本当に大事なのは「時間」よりも「全体のバランス」。
実は、夜ごはんを抜くことでリズムが崩れ、
かえって体に負担がかかることもあります。

夜にごはんを抜くと起きやすいこと
①寝つきが悪くなる
糖質は「眠りホルモン(メラトニン)」の材料。
ごはんを抜くとリラックスしづらく、睡眠の質が下がることも。
②朝や昼にドカ食いしやすくなる
空腹時間が長くなると、血糖値が急上昇しやすくなります。
これが“太りやすさ”や“体のだるさ”につながることも
③代謝が落ちて脂肪がつきやすくなる
ごはんを抜くと体は「省エネモード」に。
筋肉が落ちやすくなり、代謝も下がって逆に太りやすい体質になってしまいます。
実は、ごはんを食べるのが怖い、のではなく、
「食べないこと」の方がこわいのかもしれません。

一汁一菜は太りにくい「整える食事法」
そんなときに出会ったのが、「一汁一菜」という考え方でした。
ごはんと味噌汁、そしてメインのおかずだけのシンプルな形。
一見すると品数が少なくて物足りなさそうですが、
実際は「ごはん+具だくさんの味噌汁+メイン」でしっかり満足できます。
満足感があるからこそ、
間食や食べすぎを防ぎやすく、結果的に太りにくい食べ方につながるのです。
・白ごはんを主食にすることで、エネルギー源が安定する
・味噌汁で野菜やきのこ・豆腐をたっぷりとれる
・おかずは一品だけだから、食べすぎを防ぎやすい
夜ごはんをこの形に落ち着けてからは、
「これで十分」という満足感があり、無理な我慢や罪悪感がなくなりました。
「太るのが怖い」という不安よりも、
「今日も整った」という安心感が残るようになったのです。

🍲太るかも?の心配を手放すヘルシーな一汁一菜

夜にごはんを食べると太りそう

副菜をつけないと栄養が偏るかも
──そんな不安を抱く方も少なくありません。
でも、一汁一菜のスタイルなら安心。
副菜をあれこれ作らないことで、余分な油や塩分を自然とカットできるうえ、
献立がシンプルになる分、食べすぎも防げます。
「品数が少ない=不足」ではなく、「シンプル=体にやさしい」。
一汁一菜は、無理なくヘルシーに続けられる日々のごはんスタイルです。
副菜なしでも栄養たっぷり。具だくさん味噌汁が頼れる理由
一汁一菜がヘルシーで続けやすい理由のひとつが、「具だくさん味噌汁」にあります。
🥬 副菜の役割を味噌汁でカバー
にんじん、玉ねぎ、ほうれん草、きのこ、豆腐、わかめ……。
野菜や海藻、豆類をたっぷり入れれば、副菜をいくつも並べなくても栄養バランスは十分。
実は「おかず1品分」以上の栄養価になることもあります。
👉こちらの記事も参考に
味噌汁だけで野菜350g!一汁一菜でも栄養不足にならない理由
🧂 余分な塩分・油をカット
炒め物や和え物のように調味料や油を多く使わない分、自然とヘルシーに仕上がります。
🔥 体を温めて代謝もサポート
温かい汁物は内臓をしっかり温め、消化力や代謝をサポート。
「冷えやすい=太りやすい」という流れを断ち切って、太りにくい体づくりにもつながります。
「副菜がない=手抜き」ではなく、「具だくさん味噌汁=栄養も満足感も叶う」──これが、一汁一菜の強みです。

一汁一菜のシンプルごはんでも、具だくさん味噌汁が「温活×栄養×満足感」を一気に叶えてくれるんです。
「怖い」なら、少しずつ始めてみて
もしまだ、夜にごはんを食べるのがこわいと思うなら、
少量からはじめてみるのもおすすめです。
私は最初、80gからスタートしました。
「ちゃんと食べた」という満足感を少しずつ積み重ねて、
今では自然にごはんの量も増えていきました。
(まとめ)怖がらなくて大丈夫。ごはんは、やさしい
「夜にごはんを食べるのが怖い」
そんな気持ち、わたしにもよく分かります。
でも、白いごはんは決して“敵”ではありません。
むしろ、心と体を整えてくれる「味方」なのだと、今では思えるようになりました。
一汁一菜のように、無理なく自然体で向き合える食事。
それは「食べることが不安」から「安心」に変わる、
やさしいきっかけをくれます。

がんばりすぎず、自分にやさしく。
夜もおいしく、ごはんをいただきましょう^^


