こんにちは。今日は、わたしが続けている「一汁一菜生活」についてご紹介します。
…と言っても、正確には「ほぼ一汁一菜」です。
納豆や漬物をプラスすることもあれば、疲れた日は丼ものだけで済ませることも。
それでも、基本のかたちは「白ごはん+具だくさん味噌汁+メインのおかず」。
がんばりすぎず、自分と家族が心地よく続けられるスタイルを模索してきました。
この暮らしを始めたきっかけは、土井善晴先生の著書『一汁一菜でよいという提案』との出会い。
今では、この食卓がいちばん自分に合っていたと心から感じています。
🍚 白ごはんは、やっぱり心の主食

「一汁一菜なんて、物足りないんじゃない?」と思われることもあります。
でも、白ごはんの満足感は本当にすごいんです。
始めた当初は「太らないかな?」と不安もありましたが、実際は逆で、
ごはんをしっかり食べることで「ちゃんと食べた」という満足感が得られ、間食も減りました。
最近はお米の価格が少しずつ上がっていて、パンの方が手軽に思える日も。
それでも我が家は、ごはん中心。
理由はシンプルで、
- どんなおかずにも合う
- アレンジしやすい(丼、混ぜごはん、納豆ごはん…)
- 飽きがこない!
ごはんの包容力って、本当に頼もしいです。
🥕 栄養は、具だくさん味噌汁でしっかりカバー

お味噌汁は、毎日の食卓に欠かせません。
発酵食品のお味噌には、腸内環境を整える効果があり、
さらに野菜をたっぷり入れれば、ビタミン・ミネラル・食物繊維も自然に摂れる。
よく「味噌汁って塩分が心配」と言われますが、
実際は1杯あたりの塩分は少なめ。
しかも、お味噌には塩分の排出を助けるカリウムやアミノ酸も含まれています。
そして何より、どんな具材も受け入れてくれる懐の深さ。
冷蔵庫にちょっと残った野菜、きのこ、肉、魚…なんでも味噌汁に入れれば立派な一品に。
味噌汁があるだけで、栄養バランスも、心も整う気がしています。
🍳 メインは、好きなものを“無理なく”選ぶ
ごはんと味噌汁がしっかりしていれば、メインのおかずは自由でOK!
- 今日は鶏肉を焼くだけ
- 昨日は魚の塩焼き
- 週末は豚しゃぶでちょっと贅沢
「野菜が足りないかも?」と心配になっても、味噌汁がカバーしてくれる安心感。
そして、もっと疲れた日は、納豆・お漬物・海苔などの**“のせるだけ”食材**が大活躍。
やる気がゼロの日は丼ものにして、「一丼一菜」にしちゃうことも。
「ちゃんと作らなきゃ」と思わなくていい。
その日の気分に合わせて、無理せず楽しむことが長く続けるコツです。
🍽 一汁一菜は、がんばらなくても続く“整うごはん”

副菜をいくつも作っていた頃は、正直かなり疲れていました。
買い物の手間、レシピの悩み、調味料の管理…。
でも、一汁一菜にしてからは、食材も調理もシンプルに。
それでいて、食卓の満足度は下がりませんでした。
「ちゃんとしなきゃ」より、「続けられるかたち」。
土井先生の言葉に、今でも背中を押され続けています。
🌱 おわりに:納豆の日も、一丼の日も、それでいい
「手をかけること=愛情」じゃない。
無理なく、でもちゃんと満たされる食事。
それが、わたしにとっての「一汁一菜生活」です。
納豆だけの日も、丼ひとつで済ませた日も、
家族がホッとして、元気になってくれればそれで十分。
今日もまた、ごはんと味噌汁で、
自分と家族の暮らしを整えていこうと思います。