
なんとなく身体がダルい

やる気がでない・・
これ、すごく多くの人が感じているプチ不調です。
でも「なんとなくだから…」とそのままにしてしまいがち。
実はそんな時こそ、食事の見直しが鍵になります。
忙しい日々でも取り入れられる、
一汁一菜スタイルに「ちょっと薬膳の考え方」をプラスしてみませんか?
🌿 薬膳とは?

薬膳(やくぜん)とは、中医学(中国伝統医学)をもとに、体質や季節に合わせて食材を選び、心と体のバランスを整える食事法のこと。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、基本はとてもシンプルで、
「今の自分の体調に合った食材を意識して選ぶ」
これだけでも立派な“ゆる薬膳”です。
🍲 一汁一菜×プチ薬膳で体を整えるコツ
✅ メインに「抗疲労食材」を取り入れよう

鶏むね肉・マグロ・豚肉などには「イミダペプチド」が含まれています。
これは疲労の原因である活性酸素を除去し、細胞を修復する効果があると言われています。
疲れた時だけでなく、日々の予防としてもおすすめ。
▶ 例:
- 鶏むね肉の生姜スープ
- マグロの漬け丼+野菜味噌汁
- 豚肉とキャベツの味噌炒め+具だくさん汁
✅ 不足しがちな「ビタミン・ミネラル」を意識する

疲労物質が体に蓄積しないよう、栄養の巡りをよくすることも大切。
ごま・豆乳・じゃがいもなど、日常に取り入れやすい食材を味方に。
▶ 例:
- 豆乳味噌スープ
- じゃがいもと豆腐のお味噌汁に胡麻をふる
✅ 疲労回復のカギ「ビタミンB群」も忘れずに

エネルギーを作り出すのに欠かせないビタミンB群は、疲れやすい人にこそ意識してほしい栄養素。
豚肉・アボカドなどが手軽でおすすめです。
▶ 例:
- アボカド入り豚汁
- 豚肉とピーマンのさっと炒め+味噌汁
🧂 プチ薬膳は“意識する”だけでOK!

「全部を薬膳にしなきゃ」と思わなくて大丈夫。
一汁一菜のスタイルの中に、ちょっと体をいたわる意識をプラスするだけで、日々の疲れの感じ方が変わります。
たとえば、
- 寒い日は“体を温める食材(生姜・ネギ・にんにく)”
- 春のぼんやりには“香りのある野菜(しそ・三つ葉・セロリ)”
これも立派な薬膳です。
🌸 最後に|「食べること」が、整えることに変わる
食事は毎日のことだからこそ、「手軽で、おいしくて、体にやさしい」が続けるポイント。
一汁一菜というシンプルな献立に、プチ薬膳の視点を足すだけで、
**“ごはん=整える時間”**に変わっていきます。
「最近ちょっと疲れやすいな…」
そんなときは、あなたのキッチンにある身近な食材から始めてみてくださいね🍽️
\今が旬!一汁一菜にプラスしたい食材/
🥒 きゅうり
水分たっぷりで体を冷やす効果も。さっぱり小鉢にぴったり。
- 子育てポイント:「ぬか漬け体験」や「すりこぎで叩いて浅漬け」にすれば楽しく食育にも!
- ズボラ活用法:塩もみしてポン酢をかけるだけ。あと1品に悩んだときの救世主