節約を意識した初めの時期は、誰しもが明るい未来へうきうきするものです。
「先月より今月は黒字の数字が増えた」、とか。「無駄遣いを減らせた」とか。
「ノーマネーデイが何日確保できたか」など。
数字的にもはじめの頃は意識していた時としない時と当然数字の変化が起きます。
しかし、その後はどうでしょうか?
変わらぬ数字に落ち込む
節約をはじめだした月と、していない月では数字の違いは明らかです。
ですが、翌月からの数字の開きは最初ほど大きくは変わりません。
もちろん、節約はできているのです。
本当は万々歳であるはずなのに、それがどんどん日常になってくると
「もっと数字をよくするには・・?」というほうに意識が向きます。
ダイエットも節約同じ
すぴ子自身も過去に何度もダイエットを繰り返してきました。
その中には行き過ぎてしまい、長く辛い生理不順を巻き起こした事もあります。
(その話はまたの機会にお話したいと思います)
ダイエットをしている時も、成果がでてくると「もっともっと」の意識が強くなります。
そうなると、正常な判断を失っていき
今自分はどの場所にいるのか、「目指していた自分」よりも先を
周りから見ればもう充分であることが見えないのです。
1度の数字の上昇にも落ち込む
例えば1年間で、4月は様々な税金を支払う時期がくると思います。
「固定資産税」「自動車税」・・。
その時は、どうしても普段より出ていくお金の数字は大きくなります。
どうしようもないことです。当たり前のことなんです。
ですが、赤字だ!と大騒ぎ。
何度も家計簿をみてはため息をつき、来月はもっと締めなければ・・・と
悪い循環がはじまります。
体重の1日の中の増減すら許せない
過度なダイエットをしていた時には、1日に体重計を何度も図ることを
繰り返していた筆者。
当然、何も食べていない朝と、3食食べた後の夜とでは数字が違うのは当然ですが
それすら気になって、落ち込んでしまっていました。
当然が当然を許せなくなっていくのです。
節約もダイエットも出口がない
節約にしろ、ダイエットにしろ、
真面目であればあるほど、ドツボにはまっていきます。
何円貯めたら老後は安心なのか何てわからない。
何キロ痩せたから理想の自分になれるのかなんてわからない。
答えのないものなのに数値ははっきりとでるのがとっても厄介ですよね。
まとめ
節約もダイエットも、明確な出口、正解はありません。
それは人それぞれまったく違うからです。
苦しまない節約をするにはまず自分を知ることが大事です。
まずは1年間に必要な生活費を知ることからはじめましょう。
そうして、人生をよりよく楽しいものにするために必要な予算をたてましょう。
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