
毎日の献立を考えるのが大変

栄養バランスが気になるけど、時間がない…
そんな悩みを抱える忙しい方にこそおすすめしたいのが、“一汁一菜”スタイルの食事です。

忙しい毎日でも自分時間を持ってほしい、そのための一汁一菜です。
一汁一菜とは、ごはん+汁物+主菜1品のシンプルな献立のこと。

品数は少なくても、具材や調理の工夫次第で、栄養バランスはしっかり整います。
むしろ、「手間をかけずに、整った食事ができる」という点で、
忙しい現代人にぴったりのスタイルなんです。
一汁一菜が献立に向いている理由3つ
- 献立を考える手間がぐっと減る
→「主菜と味噌汁の具材を決めるだけ」でOK - 調理・後片付けがラク
→洗い物も少なく、時短につながる - 栄養バランスが整いやすい
→汁物を具だくさんにすれば、自然と野菜も摂れる
この記事では、そんな一汁一菜スタイルの1週間献立例と、まとめ買いに便利な食材リストを紹介します。
忙しい中でも、ちゃんと食べたい。
でも無理はしたくない。
そんなあなたにこそ届けたい、“整う食卓”のヒントです。
一汁一菜の献立を続けるコツは「味噌汁のルーティン化」

毎日違うスープを考えるのは大変。だからこそ、汁物は基本「味噌汁」に統一して、冷蔵庫にある野菜や豆腐などを入れてしまいましょう。
- 味噌+だし+具材(海藻・豆腐・野菜など)の組み合わせで飽きずに楽しめる
- 冷蔵庫整理にもぴったり
- 作り置き・多めに作って翌日も使える
\私が愛用しているお味噌汁の出汁/

一汁一菜|1週間分の献立例(味噌汁×主菜)
〜味噌汁×主菜で、悩まず回せる1週間〜
一汁一菜の基本は「ごはん+汁物+主菜」。ここでは、汁物はすべて味噌汁で統一。
毎日違う具材を入れるだけで、飽きずに栄養バランスも整います。
味噌汁の具材は冷蔵庫の余り野菜や常備食材でOK。まとめて作っておけば、翌日も使えます。
※ご飯(白米・玄米・雑穀米など)は各自でお好みで。ここでは省略しています。
曜日 | 主菜 | 味噌汁の具材例 |
---|---|---|
月曜 | 焼き鮭 | 豆腐・わかめ・長ねぎ |
火曜 | 厚揚げと人参の煮物 | 大根・油揚げ・人参 |
水曜 | 鶏の照り焼き | キャベツ・玉ねぎ・しめじ |
木曜 | サバの味噌煮 | ごぼう・じゃがいも・人参 |
金曜 | 豚こま肉と野菜炒め | 小松菜・もやし・豆腐 |
土曜 | 塩サバ | なす・ピーマン・玉ねぎ |
日曜 | 鶏の唐揚げ(冷凍OK) | 大根・しいたけ・小松菜 |
味噌汁をルーティンにするとラク!
- 具材はなんでもOK:「3種類くらい入れる」と自然と栄養バランスもアップ
- 冷蔵庫整理にもなる:余った野菜やきのこ、豆腐、油揚げなどを活用
- 時間がない日は、味噌汁+スーパーのお惣菜などでも十分です
買い物ラクラク!一汁一菜のまとめ買いリスト(1週間分)
この買い物リストは、「主菜1品+味噌汁」だけで1週間を回す前提で組んでいます。
味噌汁の具材は“なんでもOK”なので、使い回ししやすい食材を選ぶのがポイント!

2~3人用を目安にしてるので家族の人数で調整してね
◆ 肉・魚類(主菜用)
- 鮭の切り身 … 2〜3切れ
- サバ(塩サバまたは味噌煮用) … 2〜3切れ
- 鶏もも肉 … 300〜400g(照り焼き・唐揚げ用)
- 豚こま切れ肉 … 200g程度
- 厚揚げ … 1〜2枚
- 冷凍唐揚げ … 1袋(時間がない日の救世主)
◆ 野菜類(味噌汁と主菜の両方に使える)
- 玉ねぎ … 2個
- にんじん … 2本
- 大根 … 1/2〜1本
- キャベツ … 1/4〜1/2玉
- 小松菜 or ほうれん草 … 1束(冷凍でもOK)
- もやし … 1袋
- きのこ類(しめじ、しいたけなど) … 1パック
- なす or ピーマン(お好みで) … 1〜2本
◆ その他の食材・調味料
- 豆腐(絹 or 木綿) … 1〜2丁
- 油揚げ … 1〜2枚(冷凍保存可)
- 味噌 … 出汁入りでもOK
- 顆粒だし or だしパック
- 醤油・みりん・料理酒・砂糖
- サラダ油・ごま油
◆ お米
- 白米/玄米/雑穀米など(お好みで)
ワンポイント
- 野菜は味噌汁の具材にも、主菜の付け合わせにも活用できるものを優先
- 味噌汁の具材は3〜4種類をローテーションすれば飽きません
- 野菜は一部冷凍やカット野菜で代用してもOK!
忙しい日でも、“整ったごはん”はつくれる
忙しい日々の中で、毎日きちんとした食事を整えるのは大変。
でも、「ちゃんと食べる」ことは、自分や家族を大切にすることでもあります。
一汁一菜のスタイルは、「無理しない、でもおろそかにもしない」絶妙なバランス。
汁物を具だくさんにすれば、それだけで野菜も摂れるし、主菜は焼くだけ・煮るだけのシンプル調理でOK。
それでもちゃんと「食卓が整っている」と感じられるのが、このスタイルの魅力です。
続けるためのちょっとしたコツ

- 味噌汁は“多めに作って2日分”が基本
- 主菜は焼くだけでもOK。冷凍や作り置きも活用して
- 無理して完璧を目指さないことが、一番の近道
「これだけでいい」じゃなく、「これがいい」
そんなふうに思える、一汁一菜の食卓。
あなたの日々の食事が、少しでもラクに、心地よいものになりますように。
\今が旬!一汁一菜にプラスしたい食材/
🍠 新じゃがいも
皮が薄くてそのまま食べられる!ゴロッと具だくさん味噌汁におすすめ。
- 子育てポイント:ホクホク感が子どもに人気。小さめにカットして火の通りも時短に。
- ズボラ活用法:皮付きのままレンチン→潰して味噌汁やポテサラにアレンジ