毎日の食事作り、大変だと感じていませんか?
食事作りは、ただ料理をするだけの作業ではありません。
冷蔵庫の中身をチェックし、献立を考え、足りない食材を買い出しに行く。
そこから調理をして、後片付けまで行う──。
このように「食事を作る」という行為には、ひとつでは収まりきらない、たくさんのタスクが含まれています。
そんな忙しい現代、特に共働き家庭におすすめなのが、
“1日に2時間の自由時間が生まれる”シンプルな食生活のスタイルです。
今回は、私が5年間続けている「一汁一菜生活」についてご紹介します。
一汁一菜(いちじゅういっさい)とは
「一汁一菜」とは、
**白いご飯・お味噌汁・おかず1品(=菜)**だけの、シンプルな食事スタイルです。
もともとは、昔の日本の家庭でよく見られたスタイルで、
「菜」は漬物のような簡単なおかずで済ませることも多かったそうです。
つまり、白いご飯とお味噌汁だけでも立派な食事になるという考え方なんです。
私の現代版「一汁一菜スタイル」
ただ、現代の私たちの感覚では、
おかずが漬物だけだと少し物足りないと感じることもあるかもしれません。
そこで私の考える「一汁一菜」は、もっと自由でラフなスタイルです。
- **「ご飯」**は白米を基本に
- **「一汁」**は、冷蔵庫にある野菜をたっぷり入れた具だくさんのお味噌汁
- **「一菜」**は、その日の気分で選ぶメインおかず(お肉・魚・豆腐など)
このように、栄養バランスも良く、無理のない食事スタイルにしています。
一汁一菜で実感した「3つの時間短縮」
私がこの一汁一菜生活を始めて、5年になります。
その中で感じた、特に大きなメリットがこの3つです。
1. 料理時間の短縮
- ご飯は炊飯器におまかせ
- お味噌汁は野菜と水と味噌だけ
- おかずは1品だけでOK!
→ 結果、調理時間がぐんと短くなりました。
洗い物も減るので、片付けも楽ちんです。
2. 献立を考える時間の短縮
副菜があると、メインとのバランスや味付けの工夫が必要ですが、
一汁一菜なら考えるのはメイン1品だけでOK。
その時食べたいものを選ぶだけでいいので、献立に悩む時間がなくなりました。
3. 買い物時間の短縮
- 野菜はそのとき安い旬のものを数種類
- メインは気分や価格で「鶏肉・豚肉・牛肉・魚」を選ぶだけ
→ スーパーでの買い物が、とてもシンプルで早くなりました。
時間以外にもある!一汁一菜の「4つのメリット」
時間短縮だけではありません。実は他にも、暮らしにうれしいメリットがあるんです。
1. 節約になる
- お米はコスパのよい主食
- 副菜を作らないから、調味料も少なくて済む
- 旬の野菜を使うので安くて美味しい
2. 食材にこだわれる
シンプルな食事だからこそ、
少しだけ贅沢する余裕ができます。
- お米の質を上げる
- ちょっといい味噌を選ぶ
- 野菜をお取り寄せしてみる
そんなふうに、食材選びを楽しめるようになりました。
3. 食品ロスを減らせる
- 味噌汁の具に、冷蔵庫で期限が近い野菜を使う
- 調味料も最小限で済むので、使いきれずに捨てることが少ない
→ 一汁一菜は、食品ロス対策としても効果的です。
4. 塩分をカットできる
副菜が多いと、それぞれに調味料を使うことになります。
でも一汁一菜なら、お味噌汁+メインだけなので、自然と塩分も控えめに。
体にも優しい食事になりますよ。
私が5年間続けてきた理由
私がこの生活を5年も続けられているのは、以下のような実感があるからです。
- 自分の時間が増えた
- 食材をムダにしなくなった
- 減塩や節約のメリットもある
毎日の料理にかかる負担が減り、その分やりたいことに時間を使えるようになりました。
あなたも「一汁一菜生活」、始めてみませんか?
忙しい毎日の中で、
「ご飯を作ることがストレス」になっていませんか?
ぜひ、一汁一菜生活を取り入れてみてください。
料理時間が短くなるだけでなく、生活全体がぐっとラクになります。
毎日のごはんを、もっと気軽に、もっと自由に。
あなたの暮らしにも、ゆとりの2時間を──。