皆さん、毎日食事を作るの大変ではないですか?
食事というのは、ただ作るだけの作業ではありません。
冷蔵庫の中身をチェックし、献立を考え、足りなければ調達し
やっとそこから調理また、お片付けまで・・・。
食事を作るという行為は、1つの行動では収まりきらない膨大なタスク作業があります。
現代の忙しい共働きの世の中、ご飯をつくる人の負担を軽くし
”1日に2時間の自由を手にする”そんな食生活方法をご紹介します。
一汁一菜(いちじゅういっさい)とは
「ご飯(白飯)」を中心とし「汁(お味噌汁」と「菜(おかず)」をあわせた食事スタイルです。
昔の庶民の生活では、この「菜」はお漬物などを指すので
実際のスタイルは「ごはん(白飯)」と「汁(お味噌汁)」さえあれば、
もうそれで完結するというものなのです。
現代版 新しい一汁一菜スタイル
しかし、「菜(おかず)」がお漬物ではさすがに食卓が寂しすぎますよね。
なので私はこの「菜(おかず)」はタンパク質を含む、その時食べたい物という
もっとラフでフリーなものととらえています。
「白いご飯」を基本にし
「一汁」はお味噌汁。その時冷蔵庫にある野菜をたくさん入れ具沢山お味噌汁にし
「菜」は、お肉でもお魚でも、お豆腐でも、その時食べたいものを自由に選びとっています。
一汁一菜生活で可能な3つの時間短縮
私が一汁一菜生活をはじめて5年になります。その中で感じたメリットを大きく3つご紹介します。
料理時間の短縮
ご飯は炊飯器に頼り、お味噌汁は水とお野菜とお味噌をいれるだけ。
「菜」の部分のおかずは1品だけなので、本当に料理の時間が短く済みます。
一品しか作らないので、洗い物も断然楽です。
献立を考える時間の短縮
副菜をつくっているとメインとのバランスを考えるので、味付けや調理方法を変える必要があります。
しかし一汁一菜は献立と言っても「メイン」だけなので、献立は非常にシンプル。
その時食べたいものでOKなのです。
買い物時間の短縮
買い物が本当に楽です。
スーパーに行って、その時の季節のお野菜はお安く売っているのでそれを自由に選び、
あとはメイン食材「鶏肉」「豚肉」「牛肉」「お魚」を
その時の気分やお値段などと相談して購入しておくだけ。
時間以外の4つのメリット
時間短縮以外にも一汁一菜にはメリットがたくさんあります。
節約
お米は比較的安く手に入る食材ですし、お野菜はその時の旬のものを購入する。
さらに副菜を作らないので余計な調味料がいりません。
食材にお金をかけられる
シンプルな食事スタイルだからこそ、節約が可能になります。
なのでその分で浮いたお金をすこし食材をこだわることができます。
例えば、お米の質をあげるでもいいし、お味噌をいいものを選ぶこともできます。
また、お野菜をお取り寄せしてみるなんてことも可能ですよね。
食品ロス削減
食品ロスしがちな食材って主に「野菜」や「調味料」だと思います。
野菜は、野菜室で管理していてもどうしても根が早いものもあります。
そこで毎日作るお味噌汁の具は野菜室と相談し期限が近そうなものはお味噌汁の具として
利用してしまえば食品ロスが起きることを防げます。
また、調味料も一汁一菜ではシンプルなものだけをそろえておけばロスを防ぐことができます。
余計な塩分をカット
副菜がある食卓は、見栄えや彩があるかもしれません。
しかし副菜を作るためには余計に調味料が増えてしまいます。
「冷やっこ」ですら醤油をかけるので、副菜がある分塩分の摂取が増えます。
これをメインだけとすると、取らなくていい塩分はカットし
その分お味噌汁にお野菜をいれるので副菜からの塩分は削減できます。
私が5年間一汁一菜を続けてきた理由
上記にあげたものが、私にとってこの生活をつづける大きな理由になります。
まずは「時間の短縮」さらに「食品ロス削減」「減塩メリット」も大きいです。
この一汁一菜生活をすることで、明らかに自分の時間が増えました。
みなさん、料理時間を短縮し、やりたいことをやる時間を手にしませんか?
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