一汁一菜は“手軽に続けられる”食事スタイル。
でも、いざ取り入れようとすると…

これだけで足りるかな?

家族に物足りないって言われたらどうしよう…
そんな不安を感じるママも多いはずです。

でも大丈夫!
一汁一菜は、工夫次第でボリュームたっぷりに見せることも、
満足感をしっかり出すこともできます。
この記事では、食卓を華やかに、しかも手軽に楽しむための5つの工夫をご紹介します。
ボリュームが気になるなら「かさまし食材」を味方に

「一汁一菜=ごはん・味噌汁・おかず1品」だと、ちょっと物足りなく感じる日も。
そんな時はかさまし食材を活用しましょう。
たとえば…
- 豆腐入りの肉団子(冷凍ストックしておけば安心!)
- もやしやキャベツで炒め物のかさ増し
- しめじ・えのきなどのキノコでボリューム&栄養価UP
これだけでも満足感がグッと変わります。

冷凍できる豆腐入り肉団子のレシピは最後のほうで紹介しますね!
「汁物」で栄養も満腹感もカバー|具だくさん味噌汁にしよう

一汁一菜の“一汁”=味噌汁には、無限の可能性があります。
- 豚汁のように“主役級”に仕立てる
- 野菜・豆腐・わかめ・じゃがいもなど、具材をたっぷり入れる
汁物を主役のように作るだけで、栄養もお腹も大満足。
実は、味噌汁の美味しさを左右するのは「出汁」です。
でも、忙しい毎日では、毎回手作りで煮出すのは大変ですよね。我が家では、忙しいときでも手早く、出汁ごと味わえる『やすまるだし』を活用しています。
💡詳しくはこちらの記事で紹介しています
👉 出汁はとらなきゃいけないの?〜忙しい私を救った「やすまるだし」の話〜
器にこだわると、食卓がグッと豊かに見える

同じおかずでも、器を変えるだけで“雰囲気”がまるで違う。
お気に入りのうつわに盛りつけると、たとえ一汁一菜でも
「丁寧に暮らしてる感」が出て、自分の気持ちまで上がります。
私は、一汁一菜だからこそ器にはこだわりたいと考えています。
洋服みたいに**季節で“うつわの衣替え”**をしたり、
新しい子(=器)を探すのも小さな楽しみ。
よく使っているのは、煮物にもちょうどいい13cmのリムボウル。
今は子どもが元気いっぱいなので、割れにくい素材を使っていますが、
落ち着いたらまた、お気に入りの器探しを再開したいと思っています。
▼今おすすめなのがこちら
木村硝子店 × イイホシユミコ「dishes」シリーズ
シンプルなのに存在感があって、使い勝手も抜群です。
納豆・もずく・佃煮|“作らなくていい”プラス1品もOK!
一汁一菜だけだと、ちょっと物足りなさそうな家族には、
**“作らなくていいプラス1品”**でゆるっと対応しましょう。
たとえば──
・納豆やもずく
・佃煮や漬け物
・前日の残り物を小鉢に盛り直したもの など。
大事なのは、「おかずを増やす」じゃなくて「気軽に1品足す」感覚。
「ちゃんと作らなきゃ」を手放すと、目玉焼き1つでも食卓がグッと明るくなります。
…とはいえ、目玉焼きって、フライパンで作ると意外と面倒ですよね。
洗い物も増えるし、忙しい朝にはちょっとしたストレスに。
そんなとき、我が家ではトースターで目玉焼きが作れるプレートが大活躍!
油をぬって卵を落とし、塩コショウしてチンするだけ。洗い物もラクで失敗なし◎
💡こちらの記事も参考に
👉【一汁一菜じゃ足りない!?】家族も満足する“ちょい足し食品”アイデア集
毎日じゃなくていい。週2回でママが楽になるなら、それで十分
毎日じゃなくていい。週2回でママが楽になるなら、それで十分。
一汁一菜は、ママが“楽になるため”の食事スタイル。
「毎日ちゃんとやらなきゃ」とプレッシャーに感じるものではありません。
今日はちょっと余裕があるから副菜もつくろうかな、
そう思えたら作ってもいいし、そうじゃない日は一汁一菜だけでも栄養はばっちり◎
週に2〜3回だけでも、料理や片づけの負担が軽くなって
少しでも自分の余裕が生まれるなら、それで大成功です。
大事なのは、「完璧」よりも「続けられること」。
まずはちょっと試して、家族の反応を見てみませんか?意外と、「おかずの品数」なんて気にしてない人、多いんです。
(男子が“茶色い弁当”を喜ぶのと同じでね😊)

🍽 おまけレシピ|冷凍ストックできる!ふんわり豆腐入り肉団子
かさまし&冷凍ストックが叶う、頼れる1品。
お味噌汁の具や甘酢あん、スープなどにもアレンジ自在です◎
材料(約20個分)
- 合いびき肉…300g
- 木綿豆腐…1丁(300g)
- 玉ねぎ…1/2個(みじん切り)
- 卵…1個
- 片栗粉…大さじ2
- 塩こしょう…少々
- お好みでおろし生姜…少々
作り方
- 豆腐はキッチンペーパーで包み、電子レンジ(600W)で2分ほど加熱して水切りする。
- ボウルにすべての材料を入れ、粘りが出るまでよく混ぜる。
- 一口サイズに丸めて、フライパンで両面をしっかり焼く(焼き色がつくまで)。
- 中まで火が通ったら完成!
冷凍保存のコツ
- 粗熱をとってから1回分ずつラップし、ジッパー袋で冷凍庫へ(2〜3週間保存OK)
- 解凍は電子レンジや煮込み調理でOK!
アレンジ例
- 味噌汁にそのままポン!
- 甘酢あんやケチャップ炒めでおかずに
- 冷凍のまま鍋に入れてもOK◎
おわりに|「質素」じゃなく「ちょうどいい」一汁一菜を見つけよう
一汁一菜は、忙しいママの毎日に**“ゆるい助け”**をくれるスタイル。
「質素」と感じたときは、ほんの少しの工夫で、ちゃんと満足できる食卓になります。
あなたや家族の“ちょうどいい”を探しながら、気負わず取り入れてみてくださいね🍚
\今が旬!一汁一菜にプラスしたい食材/
🍆 なす
夏野菜の代表格。味噌汁に入れるとジューシーでまろやかに。レンジ調理も時短に◎。
- 子育てポイント:丸ごとレンジ加熱で簡単皮むきチャレンジ!(熱いから冷めてから)皮がむけたら食べやすくカットしてあげましょう。
- ズボラ活用法:レンジで加熱後、薄切りにして冷凍。炒め物や汁物にすぐ使えます